外壁塗装を放置すると危険!劣化のサインと対応方法

2023年1月25日

同じ時期に建てられた周りの住宅を見て、「そろそろ自宅の外壁も・・」と外壁塗装を検討している方もいるのではないでしょうか?
塗装によって周囲の家がキレイになっていくのと、経年劣化している自宅と比較して、プレッシャーを感じているかと思います。

とはいえ、金額も高額なので、適切なタイミングでの施工も考慮されているでしょう。
今回は、施工のタイミングを見極めるための「劣化」サインと対応方法についてお伝えします。
是非参考にされてください。

外壁塗装を放置したときのリスク

「外壁塗装は、必ずしないといけないのか?」疑問に思ったことはないでしょうか?
外壁塗装は、美観を維持するためだけのものと思っている方も多いかと思います。
しかし、外壁塗装には住宅を守る大きな役割があるのです。
正確にいえば、塗装による「塗膜」が住宅を形成する外壁材を守ってくれています。
もし放置すると、大きなトラブルにも発展するため、定期的なメンテナンスが必要となります。

では、外壁塗装を行わなかった場合、どのようなリスクがあるのでしょうか?

美観や健康被害

外壁塗装を10年以上行っていないと、色褪せや変色、コケやカビによって美観を損なってしまいます。
地域の景観を損なうだけでなく、コケは悪臭や喘息、アレルギーなどの健康被害につながってしまいます。
このようになると、近所の人たちからの印象も悪く、ご近所トラブルにも波及しかねるため、注意が必要です。

雨漏り

「耐水性」の高い塗膜ですが、寿命になってしまうと、雨漏りの原因になってしまいます。
多くの住宅は、「浸水性」の高い外壁材を使用しているため、水を弾かなくなった塗膜の隙間から雨が浸入してしまいます。

同様に、外壁材をつなぎ合わせているコーキング材も、寿命が10年以内です。
直射日光や経年劣化によって隙間ができると、雨水が浸入して雨漏りしてしまいます。

シロアリや害虫の発生

塗装の劣化が進んでくると、外壁材を保護できなくなり、外壁材にヒビが入ったり剥がれが起きてしまいます。
この外壁材の隙間から、シロアリやコウモリ、蛾などが侵入してきます。
大量発生してしまうと、駆除や補修費用も莫大になってしまいます。

住宅の劣化

塗膜が外壁材を保護できずに劣化してくると、雨や害虫が住宅内部に侵入し、外壁材だけでなく住宅の骨組みも破壊してしまいます。
このようになってしまうと、補修費用がかかるだけでなく、住宅価値も大幅に低下してしまいます。

また、雨漏りによる漏電からの火災を引き起こす原因にもなり危険です。
最悪の場合には、地震によって住宅が倒壊してしまいます

塗料の劣化原因

外壁塗装に使われる塗料は、「顔料」「樹脂」「添加剤」「溶媒」の成分で構成されており、この塗膜によって住宅は保護されています。
しかし塗料は、主に「紫外線」「熱」「水」によって劣化して、保護機能が失われてしまいます。

まず、太陽光による紫外線や反射熱によって、塗膜内の樹脂層がゆっくりと破壊されていきます。
こうなると、樹脂内にあった顔料が塗膜表面に浮き出て、耐水性や耐候性がなくなり、劣化します。

また、住宅は寒暖差によって膨張と収縮を繰り返しています。
紫外線などによって塗料は年々硬くなっていくため、収縮の際にできる「ひび割れ」が発生しやすくなります。
そこから雨水が浸入して、塗膜の剥がれが起きたり、結露やカビなどの発生により、住宅にダメージを与えます。

その他、塗料の品質の悪さや施工不良によっても劣化します。
しかし、立地や周辺環境によって劣化の速度は変化します。

自分でできる劣化サインのチェック

外壁塗料の「塗膜」が劣化する過程は、4つの段階で進行していきます。
ステージ4まで行くと建物全体の劣化につながるため、非常に危険です。
天気の良い日に、定期的に外壁の状態をチェックしてみてください。

前兆 汚れ、カビ・コケ

塗料には、基本的に汚れやカビ・コケが付きにくくなっています。
ただし、5年以上経過すると塗膜の機能が落ちていき、どんどん汚れやカビ・コケが付きやすくなってきます。しかし、環境や立地、使用している塗料のグレードによっても差があるので、5年以上経過しているならチェックしてみてください。

症状1 艶引け・変色

5年以上経過すると、外壁の色が薄くなったり艶がなくなってきます。
これらは、塗料の成分である樹脂の劣化によって起こります。
防水性がなくなるとカビやコケが発生しやすくなり、アレルギーの原因にもなります。
自宅の日当たりの良いところや北側などを見比べて、変色がないか確認してください。

症状2 チョーキング(白亜化)

艶引けした壁を触って、手に白い粉状のものがつくことがあれば、チョーキング(白亜化)という現象です。
チョーキングは、樹脂の劣化により「顔料」が塗膜の表面に出てきたものです。耐久性が下がっているので、このような現象に気がついたら、外壁塗装を検討し始める頃です。

症状3 クラック(ひび割れ)

外壁を見て、縦方向や横方向に、「ひび割れ」がないか確認してください。
窓周りやフード周りは見落としやすいので、気を付けて確認しましょう。
横方向のひび割れは、「雨漏り」につながるので注意が必要です。

髪の毛くらいの太さのひび割れなら、すぐに行動しなくても良いですが、キャッシュカードが差し込めるくらいのひび割れがあるなら、すぐに専門業者に連絡してください。
ひび割れから雨水が浸入して、外壁材自体を痛めたり、腐食させてしまいます。

症状4 剥がれ・ふくらみ

外壁が剥がれていたり、膨らみなどがあったら、かなり危険です。
剥がれなどは塗膜の「付着力」が低下した状態であり、一度発生すると、急速に外壁全体に広がっていきます。

外壁材だけでなく建物全体の劣化につながるため、すぐに外壁塗装を行わなければいけない状態です。
しかし、施工不良の可能性も考えられるため、一度専門業者に相談された方が良いでしょう。

その他 シーリングの劣化

外壁材のつなぎ目の「目地」を確認して、隙間があったら「症状3」と同じ状態です。
一般的なシーリング材の耐用年数は10年以下です。
放置すると雨漏りの原因になってしまうので、早急な対応が必要です。
DIYでやる際は、そのまま目地に充填せず、必ず全ての古いシーリング材を取り除いて施工してください。

外壁塗装のDIY補修

小さな傷や変色なら、「DIYで補修しておこう」と思う方も多いのではないでしょうか?
確かにネットやホームセンターには、自分でできそうな資材が充実しています。
しかし、知識や経験がない方がDIYを行うと、劣化を早めてしまったり、失敗して高額な補修費用を請求されたりする危険性もあるので気を付けてください。

外壁塗装は、単に外壁に塗料を塗って終わりではありません。
外壁を高圧洗浄でキレイにし、養生して塗料を飛び散らないようにし、下地処理をしてから下塗り塗装、仕上げ塗装と工程が数多くあります。

高圧洗浄一つとっても家庭用の機器では水圧が弱く、顔料をキレイに落とすことは難しいでしょう。
また、養生も自宅だけでなく周辺にもしなければ、塗料が飛び散ってご近所トラブルにもなりかねません。
下地処理なども材質や塗料を考慮して行わなければ、変色や剥がれの原因になってしまいます。

このように、足場や塗料代、手間や工期、専門的な知識と道具など、準備するものが多い割には、業者の見積もり金額と変わらないことも多々あります。
いきなりDIYに挑戦して、「さらに高額な費用がかかってしまった」とならないためにも、専門業者に相談した上で、判断した方が良いでしょう

愛知県西尾市の外壁塗装のご相談は、村井塗装へ

外壁塗装は、放置すると非常に危険です。
「症状3」以上になると、ご自宅に重篤な損傷を与える可能性があります。
「築年数10年経過した」「ずいぶん前に塗装したけど、いつ頃か覚えていない」というような場合には、外壁塗装業者に一度ご相談してください。

もし、愛知県西尾市近郊で外壁塗装を検討されているなら、私たち村井塗装が力になります。
私たちは、外壁塗装の職人と同時にリフォーム工事なども行う「住宅のプロ」です。
急な施工で「予算が足りない」場合にも相談を承っておりますので、遠慮なくお問い合わせください。

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