節電効果があると噂の遮熱塗装と断熱塗装、どちらがオススメ?

2022年7月13日

今年の夏は「電力が足りない」と言われており、電気料金が家計を逼迫して、節電や生活スタイルを見直すことが増えてきました。

また 最近では、TVやネットで「省エネルギー」や「再生可能エネルギー」といった言葉をよく聞くようになり、電力消費や温室効果ガスに興味を持っている方も増えております。
そのような「省エネ」という観点からか、光熱費の節約になる「遮熱塗料」や「断熱塗料」が、ここ数年、再注目されています。

室内を快適な温度に保つための遮熱塗料や断熱塗料は、それぞれ用途にあった塗装によって大活躍します。
ここでは、効率よく節電効果が期待できる遮熱塗装、断熱塗装についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

そもそも塗装による節電効果はある?

部屋を快適に保つためには、外壁や屋根からの太陽熱や外気温の変化を抑制することで達成できます。

一般的に、屋根や外壁には必ずと言ってもいいほど塗装施工しています。

この塗装を太陽光や外気温の影響を受けないようなものにすれば、室温を一定に保つことができ、節電効果が期待できるというわけです。

夏場は太陽光からの熱を遮り、冬には部屋の暖かい空気を外に逃げにくくする保温効果が、日頃の冷暖房節約につながるため、遮熱塗料や断熱塗料が注目されているのです。

遮熱塗料と断熱塗料

塗るだけで太陽の熱や外気温を遮ったり、熱伝導を断ったりすることで、部屋の温度を快適にする遮熱塗装と断熱塗装。

それぞれの塗料をちゃんと理解することで、自分の家にあった塗装をミスなく実現することができます。

遮熱塗料とは

遮熱塗料は、太陽光を反射させ、室内の温度上昇を抑える効果が期待されている塗料になります。

熱の原因となる太陽光の赤外線だけを反射させるため、熱の発生を抑制することができ、高日射反射塗料とも言われています。

遮熱塗料を塗装した場合、最大で15度の表面温度を下げる効果があり、結果的に部屋温度が上がりすぎず、電気代の削減につなげることができます。

断熱塗料とは?

断熱塗料は、塗膜表面の熱を内外部に伝わりにくくすることで、外気温と室内気温の熱の移動を抑制することができます。

つまり、夏は太陽光が当たって発生した熱を室内に伝わりにくくすることができ、冬は室内の温度を外に逃がさないようにすることができます。

ただ、熱を反射させることができないので、塗膜表面はある程度の熱がこもりますが、室内は、夏でも冬でも快適に過ごすことができます。

遮熱塗装と断熱塗装の違い

簡単に言えば、遮熱塗装と断熱塗装の一番の違いは、冬の寒さを防ぐかどうかです。

遮熱塗装と断熱塗装は共に、夏は涼しいのですが、遮熱塗装は熱を閉じ込める効果がないため、冬は効果を実感することができません。

一方、断熱塗装は室内の温度を外に逃さないため、冬でも暖かく過ごすことができます。

また、耐用年数も比較されがちですが、断熱塗装の方が遮熱塗装に比べて長いとされています。

その分、一般的な費用は断熱塗装の方が高額になってしまいます。

人気の遮熱塗料と断熱塗料

どの塗料を選べば良いのか悩んでいる方は多いと思います。

遮熱塗料や断熱塗料は高機能なため、一般的な塗料に比べて費用が高めとなっておりますが、弊社でも使用している人気の塗料を紹介していきます。

遮熱塗装や断熱塗装を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

スーパーシャネツサーモシリーズ(遮熱塗料)

アステックペイントさんから販売されている「スーパーシャネツサーモシリーズ」は、特殊無機顔料を使用することにより、屋根の温度上昇の原因となる近赤外線を効果的に反射します。

なかでも、顔料別平均日射反射率で46%と他社にはない、高い数値を叩き出しています。

ガイナ(断熱塗料)

日進産業さんの「ガイナ」はロケット開発で培われた最先端の断熱技術を取り入れて誕生した特殊セラミック塗料です。

塗るだけで断熱を可能にしたほか、高い省エネ効果や保管環境の改善など地球環境に優しい塗料として多くの賞を受賞し、メディアにも多数取り上げられています。

しかし、認定施工店でしか取り扱いできません。

遮熱塗料のメリット・デメリット

  遮熱塗料は、太陽光や熱による色あせを抑え、耐候性に優れている塗料です。

また、塗料だけでなく屋根や建材のダメージも減らすことができるため、耐用年数を伸ばすこともできます。

遮熱塗料は赤外線だけを反射させるため、室温の上昇を抑えることができ、夏の電気代の節約やヒートアイランド現象の抑制に効果的です。

しかし、室内を暖かくする効果はなく、冬の光熱費削減にはつながりません。

デメリットとしては、一般的なシリコン塗料よりも色が少ないだけでなく、コストがやや高くなる傾向にあります。

さらに、汚れや経年劣化に伴って、遮熱性能が充分に発揮できなくなるため、メンテナンスには注意しなければいけません。

断熱塗料のメリット・デメリット

断熱塗料は水性のため、有害物質がほとんど発生しません。

最大の特徴は、夏は涼しく冬が暖かいため、節電効果が高いことです。

また、塗料に大量のセラミックが含まれているため、表面積が広くなり、効率よく音を反射することで、防音・遮音効果があります。

さらに、遠赤外線を反射する機能により、イオン化現象が起き、空気質の改善や消臭効果が期待できます。

断熱塗装のデメリットは、セラミックという特殊な素材が含まれているため、どうしても高額になってしまいます。

しかし、耐用年数が他の塗料よりも長いため、費用対効果は高いでしょう。

それでも、効果を実感できないケースもあります。

断熱性能は、塗料だけでなく建物の断熱材などの効果もあるため、断熱塗装をしても大きな変化を感じない場合があるかもしれません。

また、選べる色・艶あり仕上げができない、施工できる業者 などの制限があるため、希望の色やメーカーによっては選択できないこともあります。

遮熱塗装・断熱塗装の色選び

 基本的に日射反射率は「白」に近ければ近いほど高くなる傾向にあります。

ただ、「白」は汚れが目立ちやすく避ける方も多い傾向です。

しかし、「白」や「淡彩色」は「黒」や「濃い色」に比べて日射反射率が高く、節電や省エネにもなります。

そうは言っても、遮熱塗装・断熱塗装は外壁との相性が最も重要です。

個性を出せる色は多く発売されているので、色や明度を塗装業者に相談して選ぶのも一つの方法です。

遮熱塗装・断熱塗装工事は助成金も申請できる?

省エネに寄与する外壁塗装工事は高額になるため、自治体によっては「助成金」や「補助金」を整備しているところがあります。

助成金は一定の要件を満たすことで支給され、補助金は審査制で採択されれば支給となっており、どちらも返済する必要はありません。

愛知県内でも市区町村によっては、外壁塗装を対象にした助成金や補助金制度があるので、各自治体に問い合わせてみると良いでしょう。

遮熱塗装・断熱塗装のことなら村井塗装まで

今後、ますます光熱費が上がっていくため、節電に気を使うことになります。

しかし、外壁や屋根に遮熱塗装や断熱塗装を行うことで、簡単に省エネすることができるでしょう。

各大手メーカーは、時代の流れに合わせて遮熱塗料や断熱塗料を各種取り扱っています。

とはいえ、どの塗料を選んでいいか悩んでしまうかと思います。

また、訪問営業する悪徳塗装業者に騙されて、遮熱効果や断熱効果のない塗装工事を行なってしまう可能性もあります。

もし遮熱塗装、断熱塗装の施工に迷っているのであれば、私たち村井塗装へご相談ください。

施工実績1,500件の私たちが、あなたの質問に満足するまでお答えします。

私たちは、ガイナも取り扱うことができる認定施工店ですので、ご希望の断熱塗料を選ぶことができます。

また、低金利リフォームローンも準備しているので、今すぐのご予算のない方でもお気軽にお電話ください。

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